沖縄・八重山滞在記(10)
台北(台湾)旅行
 平成23年4月2日〜6日


【4月2日】
 石垣島からチャーター機で台北へ



夕方、台湾への定期便は無い石垣空港からチャーター便のマンダリン航空機で台北の桃園国際空港へ。
個人旅行だと沖縄本島の那覇経由になるが、ツアーで(私は殆どフリーのコースを)だと約50分で台
北に行ける。上昇しているのに軽食が出たので、食べているうちにもう下降をはじめ、雲の下にでると
台湾の明かりが見え始め、あっという間に暗くなり始めた空港へ着陸。添乗員さんに付いてぞろぞろと
入国審査・預けた荷物の受け取り、台北市内のホテルへのバスへ。高速道路を走り、大きな川を越えて
台北駅そばのホテルに到着。荷物を部屋に置いてから夕食を食べにホテルの外にでる。地下街に入り、
どんどんと歩いて適当な食堂に入り、65元(バス内で1万円を元に替えてもらってあった。1元≒
3円)の牛肉ののった麺を食べる。地下街には色々な店があり、セブンイレブンもある。

【4月3日】
 台北市内を散策



バイキングの朝食後、3番(ホテルの直ぐ横にある)から地下街に入り、MRT(地下鉄)の一日券を2
00元で買い(50元はデポジット〜使い終わったら返してくれる)、先ず1つ目の駅まで。階段を上
がった所が二二八和平公園。都会の中にあるにしては静かな公園で、鳥やリスがいる。

MRT(台北車駅)




二二八和平公園内




二二八和平公園から歩いて10分程の中正記念堂へ。記念堂の中にある店にフクロウの置物があったの
で買う(元の持ち合わせがなかったのでUSドルで)。元が少なくなってきたので、両替をしたくて銀行
を捜すが、日曜日なので休み。両替は明日にすることにする。




再びMRTに乗り、淡水線の終点、淡水駅へ。途中から地上にでて、乗った電車が淡水行きではなかった
ので乗り換え、淡水駅。大勢の人が居て、台北市民の行楽地になっているようだ。
川沿いの散策道沿いに食べ物屋、ゲームセンター、射的などの小さな店が並んでいる。対岸への船付き
場にも大勢の人が待っている。昼になっていたので、紅楼という少し高台にある中国レストランへ。ガ
イドブックによれば風景を見ながら食べられると書いてあったが、薄暗い部屋の中に案内され、フルコ
ース800元ほどの台湾料理を注文(ビールも1本)。辛い野菜炒めなど5品ほど出て、最後にフルー
ツで終わり。魚が出たが余り美味しくなかった(貝のような味がしたので〜私は貝嫌い)。海岸通りと
平行に店が両側にずらっと並んだ通りをブラブラと歩く。尺八のような笛を吹いている人が居たのでし
ばらく話す。吹き口は尺八と同じ。100元を箱に入れる。




MRTで台北駅で板南線に乗り換え、市政府駅へ。台北101へ歩く。空模様が悪く、細かい雨がパラパラ
降ってくるが傘をさすほどではない。東洋一の高さ(何年か後には日本のツリータワーが東洋一になる
のかな?)へ。日本製の高速エレベーターであっという間に展望階へ。遠くは雲に霞んでいるが、近く
の道路・建物は見える。最上階近くのビルの真ん中にコンクリート製の500トンの錘が地震対策にぶ
ら下げられていた。




【4月4日】
 雨の花博・台北市内散策・士林夜市へ



ツアー中唯一の団体行動の花博へ。ホテル前からバスで30分ほど。会場に入って、自由行動になり、
どこかのパビリオンに入ろうかと思ったが、どこも長蛇の列。鳥園があったので行くが、開場まで時間
が有り他に回ろうと別のエリア(4つのエリアに分かれている)へ。適当な開場前に人が並んでいるので
並んでいて、入る時に整理券が必要だったらしい。持ってないと係員にジェスチャーすると、しょうが
ない、行きなさいと入れてくれたが、入ると盆栽ばかり。余り面白くない。他の会場に入る気も失せ、
雨も降ってきたので、MRT駅までのシャトルバスにのり、駅へ。台北駅で降り、銀行を探すが、何処も
シャッターが閉まっている。明日の平渓行きの元が足りないのに。清明祭で休みのようなのだ。ホテル
で両替してもらえるかもと、泊まっているホテルへ。宿泊客は両替してくれると言う事で、助かった。
USドルが200ドル程あったので全部(1ドル札1枚だけ残し)元に両替する。安心したところで、少
し早いが士林夜市へ。食べ物街(美食街)は駅近くの体育館の様な建物内に小さな店がごちゃまんと並
んでいる。端の方の店に落ち着き、天婦羅(中身は?)と蝦巻き揚げを注文。美味しかったです。
地元の人は4〜5種類ほど並べて食べていた。お腹も一杯になり、夜市の雑貨街へ。小さな古びた雑貨
店内に尺八があったので興味あったが、店の主人がいない。帰りに再度店に寄ったがまだ誰も居ないの
で幾らするか聞けなかった(安ければ買おうかと思っていたんだけどなぁ)。再度美食街に戻り、大き
な小籠包らしきもの(肉まんとは違う)を蒸している店で1つ買う。最後にカキ氷屋へ。日本のカキ氷
のつもりで注文したら、大きなお皿にドカッと大量に載っている。時間を掛けて食べる。夜市を堪能。




【4月5日】
 平渓線へ



台北駅で端芳へ在来線で。自強号は少し高いが乗れるかなと思っていたが、端芳行きは普通電車で1時
間ほど待ち乗車。駅員に6号車に乗れと指示(と思うが)されていたので乗ったら、指定席らしく、座
ってすぐに座席の人が来たので別の車両へ。ここは自由席のようだが座席は満席。3駅ほど立っていた
が席が空いたので座る。台北の鉄道は市内は殆どが地下を通っている。新幹線も地下駅からの発車。
端芳に着いてホームで平渓線(ピンシーシェン)の一日乗車券を売っていたので買う(52元)。若い
女性グループの隣に座ったが直ぐに降りてしまった。十分駅まで。渓谷沿いに奥多摩を走っている様。
十分瀑布へ15分ほど歩き、ビジターセンター(旅遊服務中心)があった。川沿い、線路沿いに歩き瀑
布への入り口で料金を払い、瀑布へ(台湾のナイヤガラといわれている)。炭鉱跡の博物館に寄る事に
して、十分駅への途中から山の方へ。道路を歩くが誰も居ない。博物館に来て、200元の入場料を払
い係員に案内してもらい、軽食所でお茶を飲む。トロッコに乗れるとガイドブックに書かれていたが今
日は休みかなと帰ろうと道路に出て歩き出したら、案内してくれた係員が呼び戻しに来てくれ、トロッ
コに乗ることができるらしい。案内のビデオが終わったら出発するということで、何を言っているかわ
からないビデオを観て、トロッコへ。振動が凄い。出発の時など座席からひっくり返りそうになる。1
キロほどガタガタゆられ、トロッコをひっくり返して石炭を落とす場所まで。ここで他の人は再度トロ
ッコに乗って戻るらしいが、係員がこのまま下に降りられると私に付いて下の道路まで案内してくれる
十分駅で店先で小籠包を蒸している老街の店に入り、今まで食べたかった小籠包を。美味なり。十分に
着いて直ぐにソーセージも食べていたんだった。十分から平渓線の終点のチントンツァーザン(漢字が
出てこない)へ。

十分駅/十分瀑布への途中




十分瀑布への入り口/十分瀑布




十分瀑布敷地内にありました




トロッコ/トロッコをひっくり返す装置




紙製のトロッコを組み立てました。




老街/小籠包を食べた店




チントンツァーザン駅のそばに駅を一望できる古い建物のカフェがあるとのことで、道路を先に行き
右に上り坂があったので行くと駅が下に望める場所にあった。入るとだだっ広い部屋(ライブをやる
ような)に昔小学校で使った机と椅子がある。コーヒーを注文して一息つく。

竹に願いを書いたもの/カフェの内部/外観




次の列車の時間まで1時間ほどあり、平渓駅まで歩く事に。15分ほどで平渓老街へ。店の前に紙の風
船に願いを書いて空に飛ばす「天燈」が置いてある。見ていると中にローソクを入れ、下に爆竹を付
けて空に飛ばす。建物の間は狭いので、線路から飛ばしていた。架線がないから出来る事。

天燈の店/天燈/平渓駅




台北に戻り、新光三越のデパート内をウロウロ、高級な物ばかり置いてある。最上階の食堂は高いの
で地下二階の食堂街に行き夕食。地下街を歩いていると、ふくろうの置物を売っていたので値段を聞
くと高すぎる。元の持ち合わせ丁度のフクロウを買う。フクロウばかり買っている。







【4月6日】
 街散歩・空港へ。



荷物を整理して街へ。二二八和平公園に来て、暫くベンチに座ってのんびりと。持ってきた小説を読む
お昼に食堂に入り麺を。13時ホテルに戻り、バスでお土産屋経由空港へ。お土産屋でまたしてもフク
ロウ(台湾メロウとか〜7000円)を買ってしまう(このフクロウは母に送ったので写ってない)。




動画をYouTubeにアップしました。


台北旅行(1)〜二二八和平公園内

台北旅行(2)〜中正記念堂

台北旅行(3)〜中正記念堂内の衛兵の行進

台北旅行(4)〜MRT北投駅

台北旅行(5)〜淡水の川沿いの散策道

台北旅行(6)〜淡水の中正道での笛吹きのおじさん

台北旅行(7)〜淡水の中正道での店先

台北旅行(8)〜台北101からの眺望

台北旅行(9)〜士林夜市の美食街

台北旅行(10)〜美食街内の店

台北旅行(11)〜十分瀑布

台北旅行(12)〜トロッコ乗車体験

台北旅行(13)〜平渓で天燈を飛ばすところ

台北旅行(14)〜平渓駅からのディーゼル列車の出発

台湾旅行終わり